高血圧の人は、トイレでも注意が必要です


高血圧の人は、普段のトイレでも注意が必要です。高血圧で一人暮らしの人、特に高齢者の方が倒れると、救助を呼ぶのも困難な状況になるので危険です。トイレは家の奥の寒い所にあることが多く、そこで高血圧の人が下半身をさらすと血管が収縮して血圧が上がるのです。

トイレに限らず、高血圧の人が暖房の効いた部屋から寒い所へ移動すると、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まるので注意しましょう。対策としては、家の中の場所ごとの温度差を、できる限り小さくすることです。最近はトイレ用の暖房器具が売られているので、購入を検討してみてはいかがでしょうか。

他に高血圧の人がトイレで注意すべき点は、排便の時の力み(りきみ)です。健康な人でも排便の時に力むと、血圧が一時的に200以上になることもあります。ですから高血圧の人が便秘になると、脳梗塞などの危険がいっそう増すのです。特に冬場や高齢者の方は、水分をこまめに摂ったり、食物繊維の多い食事に改善するなどの対策が必要です。

また、あわててトイレに駆け込むのは、突然激しい運動をするのと同じように血圧を上げます。ですから高血圧の人はトイレを我慢せず、こまめに行きましょう。原因になるので、必ず休肝日を作りましょう。

血圧測定の正しい方法


自分が高血圧かどうかを知るには、普段から血圧を測定する必要があります。現在は家庭用の血圧計が普及しているので、病院に行かなくても手軽に血圧を測定できるので、高血圧の予防に向けた生活改善に役立てることができます。

正しい血圧測定の方法ですが、まずは椅子などに座って15分ほど安静にして下さい。腕の下にはやわらかい物をクッションとして置き、心臓と同じ高さにして測定します。血圧を測る側の腕は統一し、指1本分の隙間を空けてから血圧計の圧迫帯を巻いて下さい。

血圧を測定する時間帯ですが、昼は忙しいので、多くの人が朝か夜に測ることになるでしょう。どちらでもいいですが、必ず同じ時間帯に測定して下さい。血圧は1日の中でも常に変わるので、一定の条件で測定しなければ高血圧を予防には役立たないからです。そして測定した血圧は必ず記録しましょう。高血圧の治療が必要な時に病院に出せば、必ず治療に役立つからです。

血圧を測定する際の注意点ですが、朝は食事・トイレを済ませてから測定し、薬を飲むのは測定後にして下さい。夜は食事・トイレ・薬の服用をすべて済ませ、寝る直前に測りましょう。

高血圧の予防のために、正しい血圧測定の方法をしっかり身に付けましょう。

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高血圧を予防するための睡眠と入浴について


高血圧の予防には、十分な睡眠が必要です。高血圧の人は血管が傷つきやすくなりますが、睡眠中は血圧が下がって血管が修復されます。逆に睡眠不足は血管の修復を不十分にし、ストレスも溜まるので、いっそう高血圧の症状を重くします。

適度な睡眠時間は人それぞれで、「○時間寝ればよい」というものはありません。自分に合った睡眠時間で眠ることが高血圧の予防になるのです。なかなか寝付けない人は、寝る前にぬるめのお風呂にゆっくり入るなどの習慣を作りましょう。

お風呂は正しく入れば血圧を下げ、高血圧の予防になります。しかし高血圧の人の入浴は、注意する点があります。高齢者には熱いお風呂を好む方が多いのですが、体の水分が減ると血液がドロドロになり、脳梗塞や心筋梗塞の危険が高まるので注意が必要です。ぬるめのお湯にゆっくり入ったり、入浴剤を使って湯冷めしににくすると、血圧を下げる効果が持続するのでおススメです。

高血圧の人の入浴では、冬場の脱衣場やお風呂場の温度にも注意が必要です。寒い所で服を脱ぐと、血管が収縮して血圧が上がります。その状態で熱いお風呂に入ると血圧はさらに上がり、脳梗塞や心筋梗塞を起こす可能性が高くなるので気をつけましょう。